川端康成の「写真」には婚約記念の写真を半分に切ったら写してる人を違うように見える話が出ました。授業でその話が本当かどうか、なぜ違うように見えるか、色々話しましたが、私は最近新しい推測を考えました。それは、切ってない写真には婚約者だけじゃなくて、詩人が自分の姿も見えるからこそ、その写真を撮った時の自分の幸せをついに思い出す事になります。その時の自分の幸せを思い出したら、写してる婚約者の姿を現実よりもっと美しく見えると思います。授業でもらったカフカの写真の二人は嬉しそうに見えませんでした。だから半分に切っても、雰囲気があまり変わりません。つまり、愛がなければ、違うように見えませんと言うことです。だから私には「写真」は実に愛の話だと思います。
牧嶋ローレン
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