2011年10月2日日曜日

モゲラヲグラについて

私にとってこのクラスで読んだ作品の中で、川上弘美さんのモゲラヲグラが一番面白かった作品です。主人子は人間じゃないという事がとても面白かったです。人間じゃないからこそ、人間の世界を外から見えるというアイデアがとても気に入りました。筋はちょっと不思議でしたけど、意味がたくさん入ってるって気がします。例えば、「アレ」がいったいどういうことなのか。私には「アレ」は人生を無意味で生きて、愛する事もできずに、愛されていない人達です。モゲラヲグラの世界は未来の世界だと思います。その世界では、ほかの人間はアレを助けてあげません。助けるのはモグラさんだけです。この未来の世界では、人間は他人を気にせずに助け合わずに生きていくという意味があると思います。川上さんは今の世界がモゲラヲグラの世界にならないためにこの短編を書いたと思います。川上さんは“もっと人生を楽しんで生きていこう”というメッセージが伝えたかったと思います。


牧嶋ローレン

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